ネットワークの発達とWi-Fi

皆さんは、『百匹目の猿』という話を知っていますか?これは、とある島において、猿が同時に行っていた行為が、とある値(猿の数)を超えた時に、それが一瞬のうちにその島全体の猿が同様の行為を行うようになった、という話です。
まるで、100匹目まで行っていた、『イモを洗う』という行為が、どこかの集中的なネットワークサーバーのような場所に保管され、遠く離れた猿たちが、そのネットワークサーバーのような場所に保存された情報を一斉に読み取ったのではないか、と言い換えられる、一つの説があります。これは、一般的に『形態形成場(シェルドレイク)仮説』と呼ばれるものであり、一つのエネルギーが時間軸すらも超えて他のものにも影響を及ぼす可能性がある、という一つの仮説です。もちろん、今回はこの哲学についての真偽を考えるのでもありませんし、その仮説が正しいか誤っているかを議論することもしません。その仮説と、現代における『ネットワーク』には、共通点があると言えます。

この理論であれば、形成場という共通の場所からデータが伝播する、と言えますが、現代において私達が活用しているインターネット、というネットワークも、『情報』というデータが、共通の場所に保存され、その情報の価値が高まってある一定の価値を超えたとき、それは爆発的に、しかも世界的に広まり、私達は少なからずそれから影響を受けます。そして、それは私達が認識できない速度で、広まっているのです。モバイル通信やWi-Fiが普及したことによって、それはさらに加速しています。

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